BMWは、iX1電気クロスオーバーの完全新世代を準備中だ。最近、スウェーデンでの冬期テスト中にプロトタイプが目撃された。予想に反し、同社は通常のフェイスリフトをスキップし、完全新モデルへ直接移行することを決めた。

次期BMW iX1(内部コードNB5)は、新たなNeue Klasseプラットフォーム上で構築される。量産は2027年11月からBMWのレーゲンスブルク工場で開始予定だ。

技術的な主な変更点は、後輪駆動への切り替えである。現行のベースiX1は前輪駆動だが、新アーキテクチャは後輪駆動と四輪駆動のみをサポートする。ラインナップには、デュアル電気モーターと四輪駆動を備えたバージョンも含まれる。

このクロスオーバーは、第6世代の電気モーターと、エネルギー密度が高い新型円筒形バッテリーセルを搭載する。これにより、航続距離と充電性能が大幅に向上すると見込まれる。参考までに、現行iX1は最大130kWの充電をサポートするが、新システムでは約400kWに達する可能性がある。

インテリアは完全に再設計される。従来の計器パネルに代わり、フロントガラス下部に情報を投影するパノラマビジョンシステムを採用。ダッシュボード中央部には、大型のタブレットスタイルのマルチメディアスクリーンが配置される。

この新型電気クロスオーバーは、BMWのNeue Klasseモデルの次なる波の一部となる。グローバルデビューは、生産開始直前と予想されている。