ルシッドのロボタクシーコンセプトと自律走行技術の新展開
ルシッドが発表した2人乗りロボタクシーコンセプトと自律走行技術の進展、サブスクリプションサービスや競合との比較を紹介。完全自律型交通の未来を探る。
ルシッドが、ステアリングホイールやペダルを備えない2人乗りロボタクシーのコンセプトを発表した。ニューヨークで開催された投資家向けイベントでお披露目され、電気自動車メーカーは自律走行技術の進展計画も明らかにした。
この新コンセプトは、完全自律型交通分野におけるルシッドの野望を浮き彫りにする。2人の乗客を想定し、従来の操作系を排除したこの車両は、完全に自律して走行することを目指している。
会社関係者によれば、このようなロボタクシーの運用コストは従来の自動車と比べて約40%低くなる可能性がある。エネルギー効率の高さも主張されており、約5.5マイル/キロワット時とされる。
披露されたプロトタイプは、ルシッドとテスラの競争を激化させる。テスラは独自の自律型タクシー「サイバーキャブ」の量産を早ければ4月に開始する準備を進めている。
同時に、ルシッドは自律走行技術のサブスクリプションサービスの開始を発表した。自動化のレベルに応じて、月額69ドルから199ドルの範囲で提供される。
この収益化モデルは自動車メーカーの間でますます人気を集めている。例えば、テスラは最近、完全自動運転システムを月額約99ドルのサブスクリプションに移行した。一方、リビアンは独自の運転支援システム「オートノミー+」を49.99ドルで提供している。
ルシッドはまた、パートナーと協力してロボタクシーの開発を計画している。今年中に、グラビティ電気SUVを基盤とした自律型配車サービスの立ち上げを目指しており、ウーバーやスタートアップのヌロと連携する。
さらに、同メーカーは中型電気自動車向けのより手頃なプラットフォームを準備中で、これによりブランドの顧客層が広がり、市場での地位が強化される見込みだ。