ボルボは、2026年11月に発効予定のユーロ7排出ガス規制に対応するため、V60エステートをアップデートしました。これに合わせ、ハイブリッドモデルの改良とパワートレインラインナップの見直しが行われています。

従来、V60には197馬力のマイルドハイブリッドに加え、プラグインハイブリッドのT6(350馬力)とT8(455馬力)が用意されていました。今回のアップデートでT8は廃止となり、T6は技術的な改良を施した上で継続されます。

2.0リッターガソリンエンジンはミラーサイクル化され、出力は253馬力から179馬力へ、トルクは350Nmから280Nmへと低下しました。一方、電動モーターは145馬力から156馬力へと強化されています。これにより、システム全体の出力は従来の350馬力から335馬力に変更されました。

また、使用可能なバッテリー容量が0.8kWh増加し、EV走行距離は92kmから98kmへと延伸。空力性能も、効率化されたアクティブグリルシャッターと改良型ホイールアーチデフレクターによって向上しています。

モデルとしては長い歴史を持ちますが、V60は市場で高い人気を維持しています。実際、2026年にはオランダで最も売れたエステート車となりました。これらのアップデートは、環境規制が強化される中で、買い手の関心を引き続き喚起する役割を果たしています。