中国ブランドのLeapmotorは、ポズナン・オートショーで新型EV「B05」を発表した。後輪駆動モデルで、出力は160kW、WLTP航続距離は最大482km、価格は2万6900ユーロから。欧州市場における中国車の存在感がますます強まっている。

B05は、欧州向けとしてはブランド初の「スポーティ」なモデルで、量販セグメントを狙い、フォルクスワーゲンID.3、MG4、ルノー・メガーヌEテックなどと競合する。

シャシー開発はステランティスのエンジニアと共同で行われ、50対50の前後重量配分を実現。よりバランスの取れたハンドリングを可能にした。0-100km/h加速は6.7秒で、低価格EVの中でも際立ったパフォーマンスを誇る。

Leapmotor B05 in Poland
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バッテリーは2種類を用意。基本の56.2kWhパックで航続距離401km、大容量の67.1kWhパックでは482kmまで伸びる。モデルにはセル・トゥ・シャシー技術を採用し、エネルギー密度を高めている。

急速充電は最大174kWに対応し、30%から80%まで約17分で充電可能。充電速度が重視されるようになったセグメントにおいて、この点は競争力だ。

B05の投入により、欧州メーカーへの圧力はますます強まる。中国ブランドは手頃な価格と確かなスペックを備えたEVを次々に投入し、市場バランスを徐々に変えつつある。Leapmotorは価格、技術、そしてステランティスのような大手との提携を武器に、欧州での足場をより早く築こうとしている。