2026年北京モーターショーで、吉利はコンセプトカー「Galaxy Light II」を公開した。このショーカーは、ギャラクシーシリーズ全体の方向性を示すもので、新しいデザイン、デジタルアーキテクチャ、そして今後量産車に採用される技術基盤を体現している。

32CARSによると、このコンセプトは外観を一新し、シグネチャーとなる「スター」グリルと、フロント周りをまとめるスリムなLEDライトストリップを採用。全体のスタイリングはEVトレンドに沿ったもので、滑らかな曲面、ミニマリズム、空力重視が特徴だ。このアプローチは、新世代の中国車における標準になりつつある。

北京モーターショー2026 / 吉利Galaxy Light II
D.Novikov for 32CARS.RU

最大の変化は内装だ。インテリアは「1+2+N」コンセプトに従い、大型中央画面、人工知能との統合、拡張されたコネクティビティ機能を備えた統一デジタルエコシステムを採用。つまり、吉利は単なるスペックではなく、ユーザーエクスペリエンスに主眼を置いている。

ブランドはまた、高度なドライバーアシストシステムと最大700TOPSの演算能力を誇る量産モデル「Galaxy M9」も披露。コンセプトのソリューションがすでに実用化の段階にあることが裏付けられた。

Galaxy Light IIは単なるショーカーではなく、吉利の戦略を示すものだ。同ブランドはBYDなどを相手に競争を激化させており、パワーからテクノロジー、デジタル化、エコシステムへと軸足を移している。市場にとっては、新車セグメントでの戦いが、単なるスペックではなく、インテリジェンスと快適性を巡るものになることを示すシグナルだ。