ジェネシスG90が大幅改良、レベル3自動運転を搭載し2026年発売へ
ジェネシスがフラッグシップセダンG90の大幅改良を計画。レベル3自動運転を搭載し、2026年第3四半期に市場投入。LiDARや新ADCUユニットで安全性を高め、独ブランドやテスラに挑む。
ジェネシスは、フラッグシップセダン「G90」の大幅な改良に取り組んでいる。このモデルは、韓国で初めて量産車としてレベル3の自動運転を搭載する可能性がある。市場投入は2026年第3四半期と見込まれている。
改良型G90の試作車が韓国内で目撃された。現地の情報筋によると、このモデルが次世代自動運転技術の初搭載車となるという。ジェネシスはフラッグシップを技術のショーケースとして位置づけ、メルセデス・ベンツSクラスやテスラとの競争を激化させている。
最大の注目点はレベル3の自動運転システムだ。高速道路などの特定条件下では、車両が完全に制御を行い、ドライバーはハンドルから手を離し、常時監視する必要がなくなる。これを実現するために、LiDAR、レーダー、カメラを含むセンサー群を新開発のADCUユニットが統括する。レベル2システムとは異なり、車両自身が周囲の状況認識を行い、ドライバーが再び制御を引き継ぐまでの猶予を与える。
ジェネシスは当初、2023年にレベル3を導入する計画だったが、安全性を高めるために延期していた。今回、プレミアムセグメントをターゲットにその戦略を再始動させる。G90は、ドイツブランドだけでなく、現状レベル2+にとどまるテスラにも技術的に対抗するモデルとして位置づけられている。
改良型G90は単なるフェイスリフトではなく、自動運転車の新時代への一歩を示すものとなる。技術の信頼性が実証されれば、今後のプレミアムセグメントに新たな基準をもたらすだろう。