シュコダがかつてないことをやった、その理由はスペインにある

シュコダがかつてないことをやった、その理由はスペインにある
Skoda
ドミトリー・ヤキン

チェコのブランドが自社のエンブレムに手をつけるとは誰も思わなかった。しかしシュコダはやってのけた — その理由が次の一手を語る。

チェコのブランドが自ら進んで自社のロゴを「いじる」とは誰も思っていなかった。だがシュコダはまさにそれをやった。スペイン市場では、ブランドのエンブレムに一時的に文字「ñ」のチルダが乗せられた — スペイン語で最も認知度の高い発音記号だ。シュコダ史上初めてスペイン本土で生産されるクルマへの敬意を込めたジェスチャーである。

そのクルマがシュコダ Epiq — パンプローナのフォルクスワーゲン・ナバラ工場のラインを近く流れ始めるコンパクト電動SUVだ。シュコダにとっては新しい章。スペインにとってはフォルクスワーゲン・グループの中で電動化の主要拠点としての役割を裏付けるもう一つの論拠となる。キャンペーンを手がけたのは広告代理店 PS21 Barna で、今後数週間にわたって屋外広告とデジタルチャネルに展開される。

アイデアはミニマルかつ的確 — シュコダのチェコのルーツとスペインでの新しい産業の章を結びつけること。ロゴへの小さな介入が機能するのは、スペイン人なら「ñ」を一瞬で読み取るからだ — それは言語とアイデンティティの象徴である。そして Epiq 自体、組立地以外にも見るべき点は多い。

これはフォルクスワーゲン・グループの将来の手頃な価格帯のコンパクト電動車のひとつで、Bセグメント SUV のフォーマットを採る。全長 — 4171 mm、全幅 — 1798 mm、全高 — 1581 mm、ホイールベース — 2601 mm。トランク容量は 475 リッター、フロントの前室にさらに 25 リッター、車内にも追加の収納がある。

外装で Epiq はシュコダの新しいデザイン言語を発展させている — Tech-Deck Face のフロント、T 字型のライトシグネチャー、17 から 20 インチのホイール、六色のボディカラー、そして頑丈な下部プロテクション。インテリアにはデジタルメータークラスター、Android ベースのインフォテインメント、13 インチのセンタースクリーン、そして環境配慮型の素材が並ぶ。

技術面で Epiq は新しい電動プラットフォーム MEB+ をベースとする — 兄弟車のフォルクスワーゲン ID. Polo、フォルクスワーゲン ID. Cross、クプラ Raval と共通だ。駆動はもっぱら前輪駆動。

ラインアップは — バッテリー2種類、出力3段階 — Epiq 35、Epiq 40、Epiq 55。エントリーの Epiq 35 と Epiq 40 は容量 38.5 kWh グロス(37.5 kWh ネット)の LFP バッテリーを得る。出力はそれぞれ 85 kW と 99 kW、トルクは共通の 267 Nm。航続距離は 315 km、最高速度は 150 km/h に制限される。

最上位の Epiq 55 は容量 55 kWh グロス(51.5 kWh ネット)の NMC バッテリーを搭載する。出力 — 155 kW、トルク — 290 Nm、最高速度 — 160 km/h、航続距離 — 最大 440 km。DC 急速充電は 10 から 80% までおよそ 24 分で完了する。

シュコダにとって、ロゴ上のスペインのチルダは単なる広告の小細工ではない。Epiq は組立地、価格、コンパクト SUV というフォーマットがデザインそのものに劣らずブランドイメージを支える、稀なケースとなるべきものだ。そしてブランドの目論見はうまくいったように見える — なぜならあなたはすでに、なぜそこに「ñ」があるのかを記憶に刻んでしまったのだから。

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