オフロードのポーズはもう要らない — この日本製キャンパーには一つの使命がある、そして四本の足を持つ

オフロードのポーズはもう要らない — この日本製キャンパーには一つの使命がある、そして四本の足を持つ
Carstay
ウラド・コマロフ

CarstayはSAny.VANをTOKYO DOG SHOW 2026に持ち込む。購入者の約80%がすでに犬を飼っているという。価格は約1万5000ドルから。

欧米が何年も前に気づいたことに、ついに日本も追いついた。キャンパーは険しい山道ではなく、犬を中心に組み立てるものだ。CarstayはSAny.VANをTOKYO DOG SHOW 2026に出展する — この舞台選びは決して偶然ではない。同社によれば、SAny.VAN購入者の約80 %が犬の飼い主だという。車のすべては一つの考えに従って組まれている。「ペットと一緒に道で暮らす、妥協なしで」だ。

ベース車? ほぼ何でもいい。トヨタ・ハイエース、日産バネットバン、新車でも中古でも — Carstayは客がすでに持っているバンの改造も引き受ける。標準装備にはソファベッド、シンク、バッテリーユニットが含まれる。オプションでは、エアコン、ソーラーパネル、真夏の車中泊や電源のない停泊地に必要なものすべてが追加できる。製作期間は約1か月半、価格は242万円から — 現在の為替レートで約1万5000ドルにあたる。重要な点は、これがあくまで改造費用であり、ベース車込みの総額とは限らないことだ。

SAny.VAN
© Carstay

そして、この方式の真価はここにある — 柔軟性だ。大型のキャンピングカーは高くて燃費が悪く、街中ではただの拷問になる。ハイエースやバネットをベースにしたコンパクトなバンなら、駐車もしやすく、整備費も安く、修理も大事にならない。犬連れで旅をする人にとっての優先順位は、ツルツルのパンフレットとはまるで違う。寝る場所、水、キャリー、夏の冷房、そして散歩のあと一気に拭き取れる車内 — それで全部だ。

もう一つの切り札がカーシェアリングだ。SAny.VANが使われていないとき、オーナーはCarstayのプラットフォームを通じて車を貸し出し、維持費の一部を回収できる。駐車場代と車の所有コストが恐ろしく高い日本では、これが計算式そのものをひっくり返す。キャンパーは年に二週間だけのおもちゃではなくなり、立派な資産に変わる。

市場で見れば、SAny.VANは日産MYROOMのような工場製ソリューション、ハイエースをベースにした高価な日本製カスタム、そして純粋なDIY改造の真ん中に位置する。工場製のほうが仕上がりはきれい、DIYのほうが安い。Carstayはその中間を売る — 早く、わかりやすいオプションリストで、はっきりした目的のために。「犬との旅」だ。

そして、この車の最も面白いところはここにある。強力なエンジンもない。オフロード装甲もない。ただ人々の実際の暮らしに合わせて作られた一台があるだけだ。ホテルには犬がいつも入れるとは限らない。自分のバンには — いつでも入れる。

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