Google が Android Auto で最も明るく見える要素のひとつを抑えようとしています — しかも違いは一目で分かります。テスト中の Google マップでは、ライトモードでも地図そのものが暗くなり、次の右左折を示すパネルも鮮やかな背景からダークグレーへ変更されます。ただし、アップデートを期待するのはまだ早そうです。このインターフェースは Android Auto のベータ版 17.6.663424 から見つかったもので、一般公開されない可能性もあります。
Android Authority の調査チームは、隠されていたインターフェースを手動で有効化することに成功しました。ライトモードでは、Google は地図面をさらに暗くし、右左折の案内も目立ちすぎない表示を試しています。夜間は変化がさらに大きく、地図はほぼチャコールグレーになり、現在のターコイズ色の案内背景もダークグレーへ置き換わります。興味深いのは、接続した Android スマートフォン側には同じ配色が現れなかったことです。現時点では Android Auto に限定した実験とみられます。
しかも、この変化は Google マップ全体のさらに大きな刷新と同時に進んでいます。Google はすでに Immersive Navigation の展開を始めており、これは同サービスのナビ機能として10年以上で最大級のアップデートです。ところが方向性はほぼ正反対です。3D 建物や高架、地形表現を加えて地図はより情報豊富になり、車線、横断歩道、信号、道路標識もさらに目立つようになります。矛盾しているのでしょうか。むしろ狙いはバランスでしょう。Google はドライバーに多くの情報を見せながら、車載ディスプレイそのものは眩しすぎないようにしようとしています。
Google は新しい配色を正式発表しておらず、導入時期も示していません。APK 解析を行った側も、単なる実験か、現在のベータ版だけに存在する仕様である可能性を否定していません。つまり現段階では約束されたアップデートではなく、Android Auto の Google マップが近い将来どう変わるかをのぞかせたものにすぎません。