一見同じに見えるこのキャンピングカー、よく見るとほとんどすべてが変わっていた

一見同じに見えるこのキャンピングカー、よく見るとほとんどすべてが変わっていた
Toy-Factory
Pavel Pavlov
著者: Pavel Pavlov

トイファクトリーの新型キャンピングカーDA VINCI 5.4が東京キャンピングカーショー2026で発表。ベッド幅拡大や180馬力ターボディーゼルを搭載し、価格は1584万円から。

日本の架装メーカー、トイファクトリーがキャンピングカー「DA VINCI 5.4」のフルモデルチェンジを発表した。一見すると外観は変わっていないように見える。だがよく見れば、重要な部分のほとんどが刷新されていることに気づく。一般公開と販売開始は7月11日と12日、東京ビッグサイトで開催された「東京キャンピングカーショー2026」で行われた。価格は税込1,584万円。

ベース車両は右ハンドル・前輪駆動のフィアット・デュカトL2H2。2.2リッターターボディーゼルは180馬力・450Nmを発生し、組み合わされるのは8速オートマチックだ。車両サイズは全長5,410mm、全幅2,100mm、全高2,525mm。この全高の数値は、元の発表資料にあった2,620mmとは一致しない。

DA VINCIを「2人乗り」と呼ぶのは正確ではない。カタログ上は乗車定員4名、就寝定員2名とされている。リア部分には常設の2段ベッドがあり、フルモデルチェンジで幅がそれぞれ100mm拡大された。上段ベッドはL1,930×W1,180mm、下段ベッドはL1,810×W1,055mmとなっている。

標準価格にはすでに70リットル冷蔵庫、電子レンジ、独立式FFヒーター、水を使わないトイレ、1,500Wインバーター、95Ahの鉛バッテリー2個が含まれる。一方、家庭用エアコン、リチウムバッテリー、ボイラー、シャワーはオプション扱いだ。つまり装備を充実させた1台の最終価格は、ベース価格である1,584万円を大きく上回ることになる。

トヨタ・ハイエースとの比較は、あくまで限定的なものにとどまる。全長こそ両車は近いものの、DA VINCIは一般的な日本のバンより明らかに幅が広く、そもそも改造のベースとしてではなく、居住モジュールを備えた完成品のキャンピングカーとして販売されている。ハイエースの直接的なライバルと呼べるのは、高額なキャブコンの中に限られる話であり、一般的な商用バンの市場での話ではない。

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