小さなSUVに7つの座席、シトロエンがルールを塗り替えた

小さなSUVに7つの座席、シトロエンがルールを塗り替えた
www.stellantis.jp
Pavel Pavlov
著者: Pavel Pavlov

シトロエンの新型C3 AIRCROSS HYBRIDは全長4410mmのボディに7人乗りを実現。クラス初の3列シートを、日本では399万9000円から発売。

シトロエンが、コンパクトクロスオーバーに足りなかったものをファミリー層に突きつけた。新型C3 AIRCROSS HYBRIDの販売が日本で始まった——本当の驚きはボンネットの下ではなく、キャビンにある。3列・7人乗りレイアウトは、このクラスでは初めての試みだ。全長わずか4410mm、全幅1790mm、全高1660mmのボディに、シトロエンはこの3列目を押し込んだ。そのためにホイールベースは65mm延び、2670mmとなった。

3列目は個別に格納できる2つの独立シート。2列目も分割して格納できるため、7人乗車と荷室スペースの確保をオーナー自身が選べる。通常は前席専用とされるシトロエン独自の「アドバンストコンフォートシート」は、今回2列目にも採用された——このクラスでは珍しい仕様だ。サスペンションには、通常は上級モデルに限られるシトロエン独自の油圧ストッパー「PHC」を標準装備した。

ボンネット内には、最高出力136psを発揮する1.2リッター直列3気筒ターボエンジンが搭載され、電動モーターと6速デュアルクラッチ式自動変速機と組み合わされる。48Vシステム全体では145psを発生する。駆動方式は前輪駆動のみで、コンセントは不要——自己充電式のハイブリッドだ。日本のWLTCモード燃費は19.6km/Lと発表されており、7人乗りクロスオーバーとしてはほとんど非常識なほどの低燃費と言える。

Maxグレードは、アルミホイール、フロントシートとステアリングのヒーター、フロントガラスの熱線、スマートフォンのワイヤレス充電、キーレスエントリーを追加装備する。ベースグレードのC3 AIRCROSS PLUS HYBRIDは399万9000円、Maxグレードは435万円で販売される。

シトロエンは以前、ドイツで国際的な2CVの集会が開催されることを明らかにしていた。

最新記事