ランボルギーニが史上最大のミウラ祭りを準備、なのに一番話題の一台だけ招待されていない

ランボルギーニが史上最大のミウラ祭りを準備、なのに一番話題の一台だけ招待されていない
lamborghini.com
ウラド・コマロフ

8月16日、ペブルビーチに40台超のオリジナル・ミウラが集結する。だが誰もが噂するレヴエルト・ミウラ・エディションについて、ランボルギーニは一言も語っていない。

ランボルギーニがブランド史上最大のミウラ集会を準備している。ところが土壇場になって、本当の主役が姿を見せない可能性が浮上した。8月16日、ペブルビーチのフェアウェイに40台を超えるオリジナル・ミウラが集結する——この開催自体はすでに公式発表済みだ。だが自動車界隈がこぞって噂する記念モデル、レヴエルト・ミウラ・エディションについては、プレスリリースに一言も出てこない。

噂の特別仕様車を最初に写した写真は、ランボルギーニ自身からではなかった。発端はロシアのランボルギーニ・クラブが投稿し、その後削除された一枚だ。そこからThe Supercar Blogが拾い上げ、話は一気に広がった。写真に写るのは、金色のホイール、金色のフロントバンパー下部、金色のサイドスカート、そして「Miura 60」のバッジを備えた黒いレヴエルトだ。説得力はある。だが、ボディやエアロダイナミクス、パワートレインが実際に変更されたという証拠は——ゼロだ。

生産台数の話すら食い違っている。4月、同じ情報源は60台と伝えていた。ミウラのデビューから数えた年数と同じ数字だ。筋が通っていて、洗練されていて、辻褄も合う。ところが7月には突然99台という話になった。どちらの数字もランボルギーニは確認していない。偶然だろうか。それとも、誰かが声に出して当て推量しているだけなのか。

Lamborghini Miura
© lamborghini.com

もし写真が本物なら、ランボルギーニは10年前の手法をそのまま繰り返すことになる。2016年、アヴェンタドール・ミウラ・オマージュは歴史的なボディカラー、金または銀の下部パネル、専用ロゴとプレートを与えられた——だが機械的にはあくまで純粋なアヴェンタドールだった。当時の生産台数は50台に限定されていた。この方程式はうまくいった。変える理由がどこにあるだろうか。

メカニズム面では、噂の新型は変更なしでそのまま受け継ぐとみられる——6.5リットル自然吸気V12、3基の電気モーター、そしてシステム合計1015馬力。市販のレヴエルトは100km/h加速2.5秒、最高速度350km/h超えを実現する。ただしこれらの数値は標準モデルで確認されているものであり、まだ誰も公式に目にしていない記念エディションのものとは限らない。

そしてここに逆説がある。ランボルギーニが100%確認しているのは、新しいミウラではなく、旧いミウラの記念日そのものなのだ。同社は1966年のオリジナルを、スーパーカーというカテゴリー自体を生み出した一台と位置づける。この記念日に合わせ、ペブルビーチは史上初めて第3フェアウェイを開放し、40台超のオリジナル車両を一般公開する。

レヴエルト・ミウラ・エディションの真相は、8月のモントレー・カー・ウィーク中に明らかになる見込みだ。それまでは、伝説の復活でも独立した新型モデルでもなく、単なる——見た目は魅力的だが、まだ未確認の——装飾的な限定シリーズと呼ぶのが正確だろう。

最新記事