レクサスは、新型ES 2026の欧州ラインナップに「エクスクルーシブ」と「おもてなし」という2つのプレミアムグレードを追加した。これまでこのセダンはより控えめな装備レベルで展開されていたが、今回ブランドはハイブリッドと電気自動車でそれぞれトップレンジを拡充している。
エクスクルーシブはES 300hハイブリッド専用グレード。19インチホイール、Bi-LEDヘッドライト、12.3インチデジタルメータークラスター、ナビゲーション・Android Auto・Apple CarPlay対応の14インチインフォテインメント画面、キーレスエントリー、パワーフロントシート(ヒーター付き)、ドライバーシートメモリー、ヒーテッドステアリング、さらにアダプティブクルーズコントロール、レーンキープアシスト、交通標識認識、前後クロストラフィックコントロール(自動ブレーキ付き)、ドライバーモニタリングシステムといった運転支援機能をフル装備する。
おもてなしはエクスクルーシブの上位に位置するが、電気自動車のES 350e専用。21インチホイール、3ゾーンオートエアコン、パッセンジャーシートメモリー、リアシートヒーターを追加。実質的に、レクサスは購入者を2つの道に分けている。なじみ深く燃費効率の良いハイブリッド(ECOバッジ付き)を求めるならES 300h、ゼロエミッションと航続距離にプレミアムを払ってでも電気自動車を選ぶなら価格の高いEV版、というわけだ。

欧州での価格も公表されたが、これらは非公式であり、レクサスの正式なリストとは若干異なる可能性があることに留意したい。ES 300hエクスクルーシブは€69,122(約$80,472、591万ルーブル)。電気自動車のES 350eおもてなしは€78,137(約$90,967、668万ルーブル)だ。
メカニズム面に驚きはない。ES 300hは196馬力を発生するセルフチャージングハイブリッド。ES 350eは77kWhのNMCバッテリーを搭載し、前輪に165kW(224馬力)のモーターを備えるフル電気自動車で、WLTP航続距離は538kmである。
レクサスがESをクラスで最もエキサイティングなセダンにしようとしていないのは明らかだ。ブランドの戦略は、静かな快適性、効率性、充実した装備、そしてメルセデス・ベンツEクラスやアウディA6、BMW 5シリーズに飽きたユーザーにドイツ車とはひと味違う選択肢を提供することにある。とはいえ、電気自動車版が約$91,000という価格では、静寂を深く愛する余裕が必要だろう。