2026年型BMW M2 CSは、標準M2を大幅に改良したモデルだ。パワーアップ、軽量化、そして加速性能の向上が図られている。
心臓部には3.0リッター直列6気筒ターボエンジンを搭載。最高出力は523hp、最大トルクは649Nmに引き上げられた。8速オートマチックトランスミッションと組み合わされ、0-100km/h加速は約3.7秒を実現する。
BMWはサスペンションとシャシーも再チューニング。新設計のダンパー、改良されたステアリング、そして更新されたスタビリティコントロールシステムにより、ハンドリングは一段とシャープになった。車重は約1,710kgながら、M2 CSはよりアジリティに優れ、サーキットを意識した仕上がりだ。
軽量化と空力性能の向上に貢献するのがカーボンファイバーだ。ルーフ、トランクリッド、ミラーキャップ、エアロパーツに同素材を採用。その結果、標準モデル比で約44kgの軽量化を達成している。
パフォーマンス指向でありながら、日常使いの実用性も確保。リアシートはそのまま残り、ヒーター付きステアリングホイールやシートヒーターも装備。コンフォートサスペンションモードなら市街地走行も快適だ。
インテリアには12.3インチのデジタルメータークラスター、14.9インチのインフォテインメントスクリーン、ヘッドアップディスプレイを装備。Apple CarPlayとAndroid Autoにも対応する。
総じて、新型M2 CSはサーキット性能と実用的な日常性を融合した、感情を揺さぶるスポーツカーの系譜を受け継ぐ一台だ。