サンデロがついにハイブリッド化、ヤリスは震えている

サンデロがついにハイブリッド化、ヤリスは震えている
dacia.fr
ウラド・コマロフ

欧州で最も売れているクルマがついにフルハイブリッド化。価格はトヨタ・ヤリスを大きく下回り、日本勢に深刻な問題を突きつけた。

20年間、サンデロは電動化と無縁で生きてきた——そしてその時代が今、終わった。ダチアはスペインで、自己充電式ハイブリッドHybrid 155を搭載したサンデロ・ステップウェイの受注を開始した。ダスター、ジョガー、ビグスターのボンネットの下ですでに働いているあの同じエンジンが、ついにブランドで最も売れているモデルにたどり着いた。そしてこの小さなルーマニア人を、史上最強の量産サンデロへと変えた。

中身は何か。109馬力の1.8リッター自然吸気ガソリンエンジン、50馬力のメイントラクション用電動モーター、そしてスターター兼ジェネレーターとして働く2基目の電動モーター。システム総出力は155馬力。バッテリーはわずか1.4kWhと極小だが、プラグは要らない——システムが自分で充電する。ギアボックスは自動で、内燃機関用に4段、電動用にもう2段。もちろん前輪駆動だ。

WLTP平均燃費は、通常のサンデロで4.2L/100km、車高の高いステップウェイで4.4L/100km。ダチアによれば、市街地ではサンデロ・ハイブリッドは最大80 %の時間を完全電動モードで走行でき、始動は常にEVモード——本当に必要になるまでガソリンエンジンは黙っている。スペインではエコラベルECOを取得した。

そして本題——価格だ。通常のサンデロ・ハイブリッド155は、エクスプレッション仕様で19,890ユーロから始まり、ジャーニー仕様で20,890ユーロまで上がる。クロスオーバー風のステップウェイは21,290ユーロからスタートし、最上級エクストリームは22,690ユーロ。ステップウェイ・ハイブリッドの受注はすでに開始されており、セダン版は数週間後に登場する予定。しかもこれは、トヨタ・ヤリス・ハイブリッドが21,500ユーロから、ヤリスクロス・ハイブリッドがなんと27,500ユーロを要求するセグメントでの話だ。日本勢は欧州で、極めて深刻な問題を今まさに抱え込んだようだ。

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