ブロンコ・ラプターが高速走行中に自らの象徴を失う

ブロンコ・ラプターが高速走行中に自らの象徴を失う
ford.com
ウラド・コマロフ

ラプターを象徴するフェンダーフレアが走行中に緩んで外れる恐れ。フォードはSUV36,046台をリコールし、サプライヤーに原因があるとして無償修理する。ただしオーナーが先に確認すべきことがある。

フェンダーフレアはブロンコ・ラプターの象徴であり、その個性であり、力強さそのものだ。そしてまさにそれが、今回のリコールの理由になった。フォードは2022–2026年モデルのラプターパッケージ装着ブロンコ36,046台を工場に呼び戻す。フレアが緩み、走行中に外れる恐れがあるのだ。通常のブロンコは対象外で、対象はラプターのみ。

大したことはなさそうに見える。エンジンでもブレーキでもないのだから。だが、落とし穴はまさにそこにある。高速道路で外れたプラスチックの破片は、後続車にとって瞬時に障害物へと変わる。すべてが一瞬の判断で決まる高速域では、これは些細な問題ではない。フォードは、リコール対象のうち実際に不具合があるのは約4%と見積もっている。

問題の根はサプライヤーにある。ラプターのフレアはミシガン州の工場でVentra Evart(Flex-n-Gate傘下)が製造しており、一部の金型がフォードの仕様を満たしていなかった。その結果、取り付け穴の寸法が狂い、内部にバリや余分な繊維が残った。こうした表面では固定クリップがほとんど食いつかない。だからこそのリスクだ。

フォードが警鐘を鳴らしたのは、ある象徴的な事例のあとだった。2026年初め、新車のブロンコ・ラプターが高速走行中に前側のフレアを失ったのだ。続いて調査、工場での出荷停止、苦情の集計が行われた。これまでに保証請求370件と数十件の市場報告が集まっている。良い知らせもある。事故もけが人もない。修理は無償で、ディーラーが固定部を点検し、不良クリップや部品を新しいプッシュピンに交換し、必要に応じて新しいフレアを取り付ける。

キャンペーンの公式情報はこうだ。NHTSAでは26V403、フォードの社内コードは26S47として登録されている。車台番号(VIN)は2026年8月7日にNHTSAのデータベースに掲載され、オーナーへの暫定通知は8月10–14日、修理通知は8月31日–9月4日に発送される。手紙を待つ必要はない。自分の車の状況は、フォード(1-866-436-7332)に電話すれば確認できる。

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