みんなが欲しがったショーカーのキットが、ついに本当に買えるようになった

みんなが欲しがったショーカーのキットが、ついに本当に買えるようになった
suzuki-media.jp
ドミトリー・ヤキン

スズキがジムニーシエラとノマド向けGOZELボディキットの量産化を承認。純正部品とディーラー網で、7月24日受注開始。

スズキは、ジムニーファンが長い間求めていたことをやってのけた。ショーカーを、ディーラーでそのまま注文できる存在に変えたのだ。ジムニーシエラと5ドアのジムニーノマドに、日本市場向けにGOZELパッケージが登場した。これはマーケットプレイスで買うような得体のしれないチューニングではなく、Suzuki Select Plusの正式オプションである。部品はディーラー網を通じて供給されるため、適合や品質を保証するのはチューニング屋ではなくスズキ自身だ。

キットの生い立ちは異例だ。GOZELは、スズキが2026年の東京オートサロンで発表したショーカー、JIMNY NOMADE MONSTER HUNTER WILDS Editionのボディキットから生まれた。つまり、ゲームの世界観と共に作られたコンセプトの一部が、実際に量産オーナーのもとに届いたということになる。ショーカーがモーターショーの写真だけで終わらない、貴重なケースだ。

キットには、フロントバンパー上・下ガーニッシュ、サイドスカートロアパネル、リアバンパーガーニッシュ、スペアタイヤカバーが含まれる。製造を手掛けるのは、複数ブランド向けの純正レベルのエアロパーツで知られるAWINだ。外見はあえて純正カタログよりもワイルドに仕上げられていて、オフロード風の樹脂部品が増え、フロントはより迫力を増し、レッカーフック風のレッドアクセントも入る。

気になるのは価格だ。パーツごとに足し算する必要がある。フロント上ガーニッシュは33,000円、約225ドルまたは約21万ウォン相当。フロント下・リアガーニッシュはそれぞれ66,000円、約450ドル相当。サイドスカートロアパネルはシエラが49,500円、ノマドが55,000円。フルセットはジムニーシエラが269,500円、ジムニーノマドが275,000円。取付工賃を除いて約18万〜19万円相当となる。日本のディーラーでの受注開始は7月24日からだ。

重要な制限がある。GOZELはジムニーシエラとジムニーノマド専用に設計されており、車体寸法が異なるため通常のジムニーには適合しない。すでに車を購入済みのオーナーも、後からキットを単体で取り付けられるので、新規注文のみに限られるわけではない。

カタログ上、GOZELがジムニーの走破性能を高めるわけではない。でもやっていることは別のことだ。ファンに愛されたコンセプトを、普通のカタログ購入に変えたのだ。そしてジムニーにとって、それはほぼ理想的なカスタマイズの形と言えるだろう。

最新記事