次のフォードは仕事机を兼ねるかもしれない

次のフォードは仕事机を兼ねるかもしれない
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フォードがハンドルをトレイに変える取り付け装置を特許出願。ランチもノートPCも書類作業も、車を降りずに完了。

フォードがまたしても、多くの企業なら紙に起こすことさえためらうアイデアを追いかけている。同社は米国で、ハンドルを本格的な「食事と仕事のテーブル」に変えてしまう特許を出願した。書類が特許庁に届いたのは2024年7月29日、公開は2026年6月2日、シリアル番号は12643451だ。

アイデアは突然生まれたものではない。欧州版フォード・トランジット・カスタムには、もう何年も前からこのギミックがある。ハンドルを上に跳ね上げ、その上にフラットな面を乗せれば、立派なテーブルの出来上がり。ランチを取りたい? どうぞ。ノートPCを開きたい? お好きに。手書きでメモをとりたい? もちろん。商用バンのドライバーたちはこの仕換けに完全に心を抱かれている。

新しい特許はさらに一歩踏み込む。フォードはハンドルそのものに組み込むマウント装置を記述しており、そこに専用のトレイをスライドさせてセットする。そのあとハンドルが後ろに傾いて台座となる。出来上がるのは、車内に設えられた本格的なワークステーションだ—改造も追加アクセサリーもいらない。

しかも、これはフォードにとって初めての試みではない。同社はこれまでにも「休止位置」をもつハンドル、車内用トレイ、ハンドル取り付けの引き出し式デスクを特許出願してきた。つまり一過性の思いつきではなく、体系的な研究テーマだということだ。

特許出願は、健全な企業活動においてごく普通のことです。新しいアイデアを保護し、堅咠な知的財産ポートフォリオを構築するためのプロセスです。特許出願に記されたアイデアは、当社の事業計画や製品計画を示すものとして受け取られるべきではありません。フォードはそう強調する。

それでも一筆で切り捨てるのは早い。商用バンやスモールビジネス向けクルマのセグメントでは、この手のソリューションはそのまま重宝される—多くのドライバーにとってキャビンはすでに「二つ目のオフィス」だ。しかももし完全自動運転車が本格的に公道に出る日が来れば、「仕事仕様のハンドル」はもはや特許データベースの中に眠る奇譚ではなくなる。

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