ジープは将来のチェロキー・トレイルホークをスタジオ撮影から連れ出し、砂丘や岩場に送り込んだ。第2弾のティーザーでは、オフロード仕様の本機が実際の難関を走破し、すでにTrail Ratedの認定を受けている。しかしもっとも注目すべき情報は依然として公開されていない。四輪駆動システムの仕様も、最小地上高も、そしてパワートレインさえもだ。
これは大きなポイントだ。通常版の2026年式チェロキーは、駆動系の複雑さで言えばジープの中で最も本格的なモデルではない。むしろ逆である。搭載される1.6リットルターボハイブリッドは約213馬力、312Nmを発揮し、燃費は100キロあたり約6.4リットル。組み合わせるのは「Active Drive I」だ。公式仕様ではローギアなしの単速4WDシステムとされている。このハイブリッドの構造や部品の出所については、BluE Nexus、アイシン、デンソーの3社からすでに公式に確認されている。
トレイルホークはこのハイブリッドユニットをそのまま継承しつつ、より本格的なLow Range付き4WDを携える可能性がある。ただしこれは現時点ではあくまで予想にすぎない。ローギアもデフロックも、そして213馬力という数字さえも、ジープは新モデルでの採用を一切確認していない。
すでに見えている違いとしては、異なるフロントバンパーと赤い牡引フックが確認できる。6月にジープはチェロキー・トレイルホークの復活を公式発表したが、当時は1枚の画像と「詳細は後日発表する」という児束に留まっていた。今回の新しい映像はそれ自体が雄弁に語っている。開発は性能デモンストレーションの最終段階に進み、完全なプレミアは本当に近づいている。
現行のチェロキーにも、それほど長い時間は残されていない。次世代モデルは早くも2029年の生産開始が予定されている。つまりトレイルホークには、ごく短い時間で、1つのことを証明する必要がある。この新しい省燃型ハイブリッドプラットフォームが、通常版には明らかに不足しているオフロード性能をチェロキーに取り戻せるかどうか。