巨大EVの意外な切り札はエンジンが消えたボンネットの下にある

巨大EVの意外な切り札はエンジンが消えたボンネットの下にある
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ドミトリー・ヤキン

6人乗りのデンツァN8L EVは9月14日に登場。130.15kWhバッテリー、370kWの後輪モーター、電動開閉式208Lフロントトランクを備える。

デンツァN8L EVが驚かせるのは、巨大なバッテリーだけではない。6人乗り電動SUVの発売日は9月14日に決まった。しかも数字はかなり刺激的だ。最新の申請資料には、最高出力370kW、約503psの後輪用電気モーターが記載されている。

だが、もっと面白い仕掛けはフロントにある。ボンネットの下からエンジンが消えたことで、デンツァは空いたスペースを電動開閉式の巨大な208Lフロントトランクに変えた。メーカーはすでに公式資料でこの収納スペースを公開しており、2段構造によって荷物の一部を後部ラゲッジから分けて収納できる。6人乗りSUVでは見逃せない実用性だ。

そして数字はさらに強烈になる。中国の認証情報によると、QCJ6520APBEV1には370kWの後輪モーター、130.15kWhのバッテリーが搭載され、CLTCモードで最大960kmの航続距離がうたわれている。電力消費率は15.3kWh/100km。ボディサイズは全長5,200 × 全幅1,999 × 全高1,820mm、ホイールベースは3,075mmで、最高速度は240km/hに達する。

Denza N8L EV
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もちろん軽量とは言えない。N8L EVの申請資料では車両重量2,900kg、車両総重量3,430kgとされている。ここで注意したいのは、近い関係にある2車種を混同しないことだ。7月には電動N8/N8Lファミリー向けとして最大890kWの3モーターシステムが大きく取り上げられたが、この構成が主に確認されているのは5人乗りN8だ。6人乗りN8Lの最新申請では、370kWの後輪モーター1基のみが記載されている。したがって、発表前から約1,200psと断定するのは早すぎる。

残る最大の疑問は価格だ。参考として、現行N8L Flash Charging PHEVは中国で319,800元から販売されている。ただし、これはあくまで目安。完全電動版デンツァN8Lの価格は9月14日の発売時に明らかになる見込みだ。

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