4台のGM系SUVで走行30分後に送風が突然弱まる可能性

4台のGM系SUVで走行30分後に送風が突然弱まる可能性
B. Naumkin
ウラド・コマロフ

約30分走ると、ファンを最大にしても吹き出し口からの風がほぼ出なくなる可能性があります。GMはPIC6660を公開しましたが、最終的な修理方法はまだ確立されていません。

運転を始めて約30分 — すると突然、吹き出し口からほとんど風が出なくなることがあります。ファンを最大にしても車内は蒸し暑いまま。ゼネラルモーターズはすでに暫定サービス文書PIC6660を公開していますが、厄介なのはここからです。エンジニアはまだ最終的な原因を調査中で、確定した修理手順も用意されていません。

しかも問題は、ビュイック2車種だけの話ではありません。PIC6660の対象は北米向けの2024–2026年モデルで、ビュイック・エンビスタ、アンコールGX、シボレー・トラックス、トレイルブレイザーの4車種です。エンジンやトランスミッションによる制限はなく、C60、C67、C68、CJ2のRPOコードを持つ空調システムが記載されています。

主な容疑者はすでに絞られています — エアコンのエバポレーターです。30分を超えて連続走行すると強く凍結し、氷がHVACユニット内部の空気の通り道を実質的に塞ぐ可能性があります。だからファン速度を上げても状況は変わりません。空気そのものが通れなくなるからです。

ディーラーは何をすべきでしょうか。まず冷媒量を確認します。不足していれば、GMは漏れの原因を特定し、通常のサービス手順で修理するよう求めています。一方、冷媒量が正常なら話は別です。メーカーは現時点で、見込みだけで部品を交換しないよう案内しています。技術調査はまだ続いています。

これはリコールではありません。NHTSAはPIC6660をmanufacturer communicationに分類しています。これは、安全性に関係する場合もしない場合もある不具合、故障、異常についてメーカーが発行する情報です。GMも、今回の状態は現時点で安全上の問題とは見なしていないと明記しています。

一方で興味深い対比もあります。2026年モデルのJ.D.パワー評価では、アンコールGXが品質・信頼性で100点満点中90点、エンビスタが81点でした。矛盾でしょうか。そうとは限りません。評価は車種全体を見たもので、PIC6660は空調システムの特定の状態だけを扱っています。

4車種は生産面でもつながっています。エンビスタ、トラックス、アンコールGX、トレイルブレイザーはいずれもGMの韓国事業と関係があり、同社は今春、韓国がコンパクトSUVの生産と輸出を担う重要拠点の一つだと改めて強調しました。

あとはGMの次の動きを待つことになります。エンジニアが正確な原因を突き止め、最終的な対策を準備すれば、PIC6660は更新される見込みです。それまでは、エアコンを使った長距離走行後に送風が急激に弱くなった場合、HVAC部品を闇雲に交換するより、ディーラーでPIC6660を示して相談する方が賢明です。

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