クイーンズランドはホームでステート・オブ・オリジンの決定戦に敗れたばかりだ — そしてスズキはその悲しみを一台のクルマに変えた。地元の販売元スズキ・オート・コーが公開したのはジムニー・マルーン・エディション。州とそのラグビーリーグ代表チームの色をまとった三ドアのオフローダーである。
クイーンズランドでマルーンは単なる塗装色ではない。2003年以来この州の公式カラーであり、「マルーンズ」は人々が家族ぐるみで応援するチームの愛称だ。つまりマルーンのジムニーは、痛い敗戦の直後に地元カラーへ捧げられた愛の告白なのだ。
今のところ一台だけの試作車だ。ベースは四速オートマチックの標準三ドアジムニー。マルーンのラッピングはブリスベンのスタジオ、ザ・ラップ・ブティックで施され、白いレーシングストライプと専用のマルーン・エディション・エンブレムが加えられた — 同じロゴは室内にも入る。七月下旬には、WFC Oz製のマルーンのステッチとパイピングを施した本革シートを装着する予定だという。
7月10日から9月5日まで、マルーン・エディションは七つのスズキ・オート・コー販売店を巡回する。そしてここからが面白い。来場者は、この仕様を市販化すべきかどうかを投票できるのだ。クルマの運命はクイーンズランドの住民自身が決める。
市販化された場合の価格はまだ発表されていない。参考までに、クイーンズランドでの標準的な三ドアのオートマ・ジムニーは40,990オーストラリアドル — 約28,418米ドルだ。マニュアルのベースグレード「ライト」は36,490オーストラリアドル、およそ25,299ドルから始まる。2026年の新顔の中で、このジムニーは技術ではなく個性で — そして故郷の州との稀有で、どこか胸を打つ絆で勝負している。