多くのセダンより電費が良い、それでいて価格もそれなりに高いワゴン。AUTO BILDが電気自動車メルセデスCLA 250+シューティングブレークをテストした結果、1回の充電で551km走行し、平均電費は16.4kWh/100kmだった。ドイツでのこのバージョンの価格は5万7096ユーロから。
CLA 250+の中核をなすのは、実用容量85kWhのバッテリーとリアアクスルに搭載される272馬力の電気モーター。2速の減速機が高速走行時のエネルギー消費を抑える。テスト結果は上々で、0–100km/h加速は6.5秒—カタログ値より0.3秒速い—、最高速度は210km/hに達した。
だが本当に興味深いのは長距離走行での話だ。800V系システムは最大320kWに対応する設計で、テストでは瞬間的に約350kWを記録した。10–80%までの充電はわずか22分、最初の10分だけで約300km分の航続距離を回復できた計算になる。ただし自宅充電となると話は別で、標準搭載の車載充電器は11kWまでに制限されており、22kW対応版を選ぶには654ユーロの追加費用がかかる。
実用性には妥協点もある。荷室容量は455–1290リットル、さらにフロントトランクが101リットル分ある。牽引可能重量は最大1.5トン。一方でリアシートは窮屈になり、身長185cmを超える乗員には余裕がないと感じられるかもしれない。
公称航続距離にも気になる点がある。AUTO BILDのテスト車はWLTPで688kmとされているが、メルセデスの現行サイトのCLA 250+シューティングブレークのページでは最大768kmと案内されている—数値は仕様構成によって変わる。したがって今回の551kmという結果は、バージョン全体の最高値ではなく、実際にテストされた個体のスペックと比較するのがより適切だろう。
先には、メルセデス・ベンツのGLE Lが成都モーターショーでデビューし、ホイールベースがBMW X5 Lより長いことが伝えられた。