小米が欧州への本当の一歩を踏み出した。でもそれは予想と違う形だった

小米が欧州への本当の一歩を踏み出した。でもそれは予想と違う形だった
B. Naumkin / Tarantas.News
ドミトリー・ヤキン

小米自動車の新国際サイトが2027年の欧州進出を確認し、代理店の問い合わせ窓口を開設。価格やモデル、対象国はまだ不明のままだ。

小米は、ヨーロッパが待ち望んでいたことをちょうどやってのけた。ただし、多くの人が想像していた形とは少し違う。小米自動車の欧州進出は、「約束」の段階から、実際の販売ネットワークを構築する段階へと進んだ。新しい国際サイトで同社は、小米の車が2027年に正式にヨーロッパに登場すると繰り返すだけでなく、代理店やディストリビューターとなる候補向けの問い合わせ窓口も開設した。この一手こそが、今回の発表をこれまでのすべての発表と別物にしている。

とはいえ、これで明日から販売が始まるわけではない。グローバルサイトには依然として現地価格もコンフィギュレーターも、注文手段もない。ヨーロッパで最初に展開する国や量産モデルも小米は明らかにしていない。なので、ページに並ぶSU7やSU7 Ultraなどのモデルは、ブランドのショーケースであって、確定した欧州ラインナップではない。今のところは。

2027年という時期は以前から言われていた。新しいのは、その背後にある体制だ。小米の盧偉氷(ルー・ウェイビン)社長はすでに5月、自動車事業の国際展開を2027年第3四半期または第4四半期に開始する計画だと述べていた。新サイトが確認するのは年度そのものだけで、具体的な四半期は依然として示されていない。

もはや小さなスタートアップではない。自社の発表によれば、7月30日時点での累積車両引き渡し台数は700,000台を超え、うち初代SU7が381,000台を占めている。この規模なら中国の外を見据えるのも頓ける—だがヨーロッパでは独自の形式認定やサービス体制、現地サポートが必須となり、サイト開設だけでは済まない。

次に本気度を示す本当の証拠となるのは、再び2027年と言う発表ではなく、具体的な市場とモデルの公表だろう。現時点で小米が公式に確定させたのは、ヨーロッパ2027年の展開に含まれること、そして販売・流通パートナーの探索がすでに始まっていること、この2点だけだ。

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