レクサスからはまだ正式なコメントは出ていないが、日本のディーラーの間ではすでに具体的な数字が語られ始めている。ディーラー情報を引用するCreative Trendによれば、改良新型レクサスRXは最大40万円の値上げになる可能性があるという。正式発表は9月末、発売は2026年10月1日と見られている。レクサス自身はまだ何も公表していないため、あくまで先行情報として受け止めておきたい。
最も値上げ幅が大きいのはRX350hだ。2WD仕様は760万円から800万円へ、4WD仕様は811万円から851万円へと上昇する見込み。RX450h+とRX500hは比較的抑えめで、それぞれ26万円アップの913万円、929万円になるとされる。ガソリン仕様のRX350も無縁ではなく、36万〜38万円の値上げが見込まれている。参考までに、現行のレクサス公式価格はRX350の668万円からRX500hの903万円までとなっている。
今回の値上げは、単にオプションが増えるだけの話ではない。情報筋によれば、サスペンションと電動パワーステアリングが再チューニングされ、IRカットガラスの採用範囲も拡大するという。そして地味に嬉しいのが、Auto Brake Holdが状態を記憶するようになる点だ。エンジンを止めて再始動しても、わざわざ設定し直す必要がなくなる。デジタルキー、前後ドライブレコーダー、ITSコネクト、そして「冬」パッケージは全グレードで標準装備となる予定。一部グレードでは、ワイヤレス充電、デジタルインナーミラー、1500W出力のACコンセントも標準装備に加わる見込みで、車内で持ち込める電化製品の幅がぐっと広がりそうだ。
これは日本だけの話ではない。RXはレクサスにとって世界的な主力車種であり、1998年に登場して以来、ラグジュアリークロスオーバーSUV市場のパイオニアとして君臨し続け、今もブランド最量産モデルの座を守っている。
とはいえ、大変革を期待するのは早計だ。現行世代はプラットフォーム、パワートレイン、基本構造をそのまま維持する見込み。RXが軸足を置くのは相変わらず快適性とハイブリッド性能 — そしてそれこそが2026年のRXにとって最大の武器であり続ける。9月末のレクサス公式発表がすべての決着をつけることになり、最終的な価格と改良内容の全貌が明らかになるはずだ。