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BYDドルフィン次期型が大幅改良:航続500km超、RWD化とCTB電池、欧州生産も視野【2026年】
BYDドルフィン次期型、技術刷新で航続500km超へ—RWD化・第2世代ブレード電池・欧州生産も視野
BYDドルフィン次期型が大幅改良:航続500km超、RWD化とCTB電池、欧州生産も視野【2026年】
BYDのコンパクトEV「ドルフィン」次期型が大幅改良へ。CTB搭載と第2世代ブレードでWLTP航続500km超、RWD化とマルチリンクで走行性能向上。2026年夏発売、欧州生産やPHEV DM-iも視野。寒冷地耐性も強化し-30℃で容量82%維持とされる。デザインも洗練、正統派ハッチバック寄りに進化。
2025-11-28T04:31:08+03:00
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BYDが人気のコンパクトEV「ドルフィン」の大幅改良に向けて動き出した。2021年にオーシャンシリーズの第1弾としてデビューした同車だが、いまはMG4といった新鋭が存在感を増している。そこで次期型は、技術面で一段と踏み込む方針だ。順当かつ期待の持てる判断と言える。初期プロトタイプからは、デザインは進化型であることがうかがえる。ブランドらしい流麗な面影は残しつつ、フロントはシャープさを増し、全体のシルエットはミニバン風のニュアンスから離れて、より正統派のハッチバックに寄せてきた。全長は現行とほぼ同等(約4.3メートル)の見込みで、リアランプは中国結びのモチーフを受け継ぎ、ファミリーフェイスを保つ。見た目の完成度は一段と高まりそうだ。真価は技術面の飛躍にある。新型は大容量のCTBバッテリーを採用し、WLTP航続距離は500キロ超を狙う。後輪駆動への転換と新設計のマルチリンクサスペンションはハンドリングの精度を高める狙いで、走りに落ち着きと一体感をもたらしそうだ。第2世代ブレードバッテリーは寒冷地での耐性を引き上げ、マイナス30℃でも容量の最大82%を維持するとされる。フルEVの航続に不安を感じる向きにはPHEVのDM-iも用意される見込みで、コンセプトを複雑にせず間口を広げる手堅い打ち手だ。発売は2026年夏を予定。欧州向けモデルは現地生産となる可能性が高い。BYDはハンガリーとトルコでの工場建設を進め、欧州での3拠点目も準備中で、スペインが有力候補の一つに挙がっている。
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2025
news
BYDドルフィン次期型、技術刷新で航続500km超へ—RWD化・第2世代ブレード電池・欧州生産も視野
A. Krivonosov
David Carter, Editor
04:31 28-11-2025
BYDのコンパクトEV「ドルフィン」次期型が大幅改良へ。CTB搭載と第2世代ブレードでWLTP航続500km超、RWD化とマルチリンクで走行性能向上。2026年夏発売、欧州生産やPHEV DM-iも視野。寒冷地耐性も強化し-30℃で容量82%維持とされる。デザインも洗練、正統派ハッチバック寄りに進化。
BYDが人気のコンパクトEV「ドルフィン」の大幅改良に向けて動き出した。2021年にオーシャンシリーズの第1弾としてデビューした同車だが、いまはMG4といった新鋭が存在感を増している。そこで次期型は、技術面で一段と踏み込む方針だ。順当かつ期待の持てる判断と言える。
初期プロトタイプからは、デザインは進化型であることがうかがえる。ブランドらしい流麗な面影は残しつつ、フロントはシャープさを増し、全体のシルエットはミニバン風のニュアンスから離れて、より正統派のハッチバックに寄せてきた。全長は現行とほぼ同等(約4.3メートル)の見込みで、リアランプは中国結びのモチーフを受け継ぎ、ファミリーフェイスを保つ。見た目の完成度は一段と高まりそうだ。
真価は技術面の飛躍にある。新型は大容量のCTBバッテリーを採用し、WLTP航続距離は500キロ超を狙う。後輪駆動への転換と新設計のマルチリンクサスペンションはハンドリングの精度を高める狙いで、走りに落ち着きと一体感をもたらしそうだ。
第2世代ブレードバッテリーは寒冷地での耐性を引き上げ、マイナス30℃でも容量の最大82%を維持するとされる。フルEVの航続に不安を感じる向きにはPHEVのDM-iも用意される見込みで、コンセプトを複雑にせず間口を広げる手堅い打ち手だ。
発売は2026年夏を予定。欧州向けモデルは現地生産となる可能性が高い。BYDはハンガリーとトルコでの工場建設を進め、欧州での3拠点目も準備中で、スペインが有力候補の一つに挙がっている。