フィアットが自社ラインナップの中で価格競争を仕掛けた

フィアットが自社ラインナップの中で価格競争を仕掛けた
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Pavel Pavlov
著者: Pavel Pavlov

フィアットは新型ファストバック2027でスマートドライブを独立グレード化。ブラックモーションとの価格差はわずか1990レアル。

フィアットはブラジルのディーラーも予想していなかった価格戦略を仕掛けた。オプションパッケージを独立したグレードに変え、その一段上のグレードをほぼ隣接する価格に置いたのだ。ブラジル市場向けのクロスオーバーSUV「ファストバック」の2027年モデルラインナップが刷新された。前モデルイヤーでは基本グレードのターボ200のオプションだった「スマートドライブ」パッケージが、独立したグレードになった。価格は12万7,990レアル。

そしてここからが本題だ。ラインナップの次の段階は、ほぼ真隣に位置している。特別シリーズ「ブラックモーション」は12万9,980レアルで、スマートドライブよりわずか1,990レアル高いだけだ。誤差の範囲と言っていい差だ。この追加費用で、フィアットは8.4インチに代わる10.1インチのマルチメディアシステム、ブラックの17インチホイール、ツートンルーフ、そしてボディと内装の随所に施された黒基調の装備を用意する。ブラックモーションは9月に発売予定。

スマートドライブ自体には、バックカメラ、キーレスエントリー、リモートエンジンスタート、スマートフォンのワイヤレス充電が追加される。電動パーキングブレーキ、オートホールド、リアパーキングセンサー、LEDヘッドライト、17インチホイールは、より手頃な価格のファストバックT200にも標準装備されている。

2027年モデルの最廉価グレードは11万9,990レアルから。その上にはマイルドハイブリッドのアウダーチェMHEV(16万8,490レアル)とインペトゥスMHEV(17万4,490レアル)が続く。ラインナップの頂点に立つのはファストバック・アバルトで、18万4,490レアル。搭載するT270エンジンは185馬力・270Nmを発生し、0-100km/h加速は公称7.6秒とされる。

なお、フィアットのバン「スクード」は2027年に日本市場へ投入される予定だ。

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